6月 | 2012 | HMDT Blog

カテゴリー : 2012年 6月

早くもWWDC2012ビデオ公開


早くもWWDC2012のセッションビデオが公開された。

https://developer.apple.com/videos/wwdc/2012/

なんだ、この異常な早さは。やればできるんじゃん。

よーし、見返すぞー!復習だ、復習。私レベルの英語力じゃ、英語のセッションは、正直いっぺん聴いただけじゃ、すべてを理解できません。三回必要だ。一回目は内容の確認、二回目は詳細の調査。で、三回目で完璧。

問題は三回聴き直す時間があるかどうかだけど。iCloudだけでもやっておきたい。

WWDC全日程終了


WWDC2012、無事全部終わりました。参加された方々、お疲れ様。これからホテルチェックアウトして、帰ります。

振り返ってみると今年のWWDCは、まず思うのは、熱狂はなかった、ってことかな。だいたいAppleのイベントってのは、熱狂的(enthusiastic)っていう形容詞がつけられるんだけど、そこまではいかなかったね。初日の基調講演は、Tim Cookの初舞台だったけど、ゆっくりと噛み締めるように語りかける口調だった。誠実さは伝わってくるけど、どうしたって比較してしまう、Jobsの聴衆すべてを引き込んで熱狂させていくマジックと比べると、物足りないのはしかたない。

iOS 6は、新規の開発項目があまりない。ユーザからみると、マップとかSiriの機能アップがあるけど、それは開発者にはあんまり関係ないからなー。新規のものとしてはPassbookがあるけど、あれは現実のサービスとリンクさせないとなかなか難しいので、うーん手が出しづらい。

それよりも、既に実装済みの機能が純正でサポートされるようになったので、それを置き換えるか、って話になるね。Facebookとか。確かに純正の方がいろいろと嬉しいんだけど、手間暇かけた割には、新規の無しってことになるので、ユーザにアピールしづらい。

こう考えていくと、なかなか熱狂的にiOS 6を迎えるって気分にはならないんだよねー。あ、新しいIn App Perchaseはいいと思う。あと、新規追加されたCocoaのクラスにもいいものはある。あと、AV系でもいい拡張があった。って、渋いところではいいものはあるんだけどね。

久しぶりに参加して、勉強漬けの5日間を過ごした。やっぱり、勉強は大事だね。仕事でプログラミングすると、勉強する機会がなかなかない。そもそも、教えてくれる人が存在しないんだから、勉強しようがない。だから自分で調べることになるんだけど、それだとどうしても自分のできる範囲プラスアルファにしかならない。こういった状況で、きちんと教えてくれる機会があるってのは、とんでもなく嬉しい。

もっと技術力を上げるために、まだまだきちんと学んでおかないといけないことがたくさんあるなぁ、と思った。特にやらないといけないと痛感したのは、InstrumentsとLLDB。これらをちゃんと使いこなされ場、開発の効率がグンと上がるはず。いままで適当に使っていたけど、WWDCのセッションを聴いたら、もっと網羅的に理解しないとダメだ、と思った。

とりとめがないけど、いやー、やっぱりWWDCはいいねぇ。また来年もこれるように、一年間がんばろう。

WWDC特集含む、HMDT JOURNAL Vol.009


現在、WWDC会場。隣で、セッション待ちの長い行列ができております。今年はとにかく、セッション待ち行列が長い。

HMDT JOURNAL Vol.009配信開始しました。今回はWWDC特集!

Vol.009の最初の記事は、『WWDC2012特集 – iOS 6の新機能』だ。WWDC2012では、iOS 6が公開された。この新しいOSについて、現時点で公になっている情報をもとに解説記事を書いてみた。

続いての記事は、『iOS API探訪』。Core Image 編の第2回だ。今回からは、Core Imageが提供している膨大な数のフィルタを紹介していくよ。まず最初に取り上げたのは、ブレンドモードフィルタだ。2つの画像を重ね合わせて合成するこのフィルタ。たくさんの種類があってどれを使えばいいか迷うけど、それぞれの特徴をちゃんと解説した。

3本目は『UI向上委員会』。おぉ、久しぶりだ。ちょっと趣向を変えて、Core Animationフレームワークにある、CAEmitterLayerというクラスについて解説してみた。このクラス、最近使ってみたんだけど、非常に強力なエフェクトを実現できる。放射アニメーションができるんだよね。上手く使えば、とてもドラマチックなユーザインタフェースが実現できると思うよ。

そして最後は『フォントとコードの話』。前回からの続きで、Core Textの機能を網羅的に解説している。これでCore Textはバッチリだ。

HMDT JOURNALは、サンプルを無料でダウンロードできるんだけど、今回は『WWDC2012特集 – iOS 6の新機能』に関しては、記事の全文をサンプルに含めた。iOS 6に開発者として興味ある方は、ぜひ読んでみてね。

WWDC基調講演終了


基調講演終了したー。結局、朝の6時から並びにいったんだけど、ギリギリでメインの会場に入れた。座席は、後ろから2列目。もう少し遅かったら、入れなかっただろうなー。

近年の基調講演は、Appleが自ら主催できる世界に向けたメッセージを発信できる場、という位置づけ。また、未発表の製品について語るため、どうしてもユーザ目線の紹介になりがち。開発者向けのメッセージは、基調講演の後のキックオフで語られる。そっちが本番なんだよね。

ということで基調講演について語るとどうしても歯切れが悪くなるんだけど、ピックアップすべきトピックを拾っていく。Moutain Lionについては、ほぼ既知の情報のみ。iOS 6では、まずFacebook統合。アカウント管理が統合され、Twitter.frameworkと似た感じのユーザインタフェースが提供される。これはFacebook.frameworkが出てくるってことなんでしょう。

続いて、Passbook。これはiOS 6の新フューチャーってことになる。対応アプリも開発できるので、少し面白いことになりそう。基調講演の情報だけだと、どこまで何ができるのか不明なので、今後のセッションで明らかになるでしょう。

Guided AccessのSingle-App modeは、アプリケーションによっては重要かも。対応すべきものは対応したい。

Mapは、フレームワークが新しくなるみたいだね。新APIが追加されるのか?どこまで制御可能になるか、興味あるね。

ちなみに、基調講演中会場が一番盛り上がったのは、新しいSiriではアプリが起動できる、って発表されたとき。そらそうだ。みんなが興味あるのは、新しいOSになってどれだけ自分のアプリを使いやすくできるのか、ってことだもん。Apple純正のアプリなぞ、自分たちのアプリに絡まない限り、どうだっていいのさ。

『スマートフォンUXの最前線』レポートが登場


こないだやった、Web Cat Studioというところでの勉強会の講演なんだけど、テキスト化されたみたい。

HMDT&ニコ動アプリ開発者が語る! Web CAT Studio「スマートフォンUXの最前線」勉強会レポート

暇だったら読んでやって下さい。結構、言いたい放題させてもらいました。はてなの方の編集が、とても分かりやすく、自分の感想も織り込んでいるので、読んでて楽しいです。

WWDC基調講演直前


おはようございます。いま、アメリカ時間の6月11日0時。WWDC基調講演当日の真夜中ですね。あと9時間くらい、ってとこですか。

今回は、朝の9:30にサンフランシスコについて、市内に移動して会場でレジストレーションしたのが11:00。昼ご飯食べて、ホテルにチェックインしたのが13:00。そっから、ずっと寝てました。寝た、寝た。10時間以上、寝た。

ということで、体調バッチリで、明け方4時からの基調講演行列に並ぶ予定です。

サンフランシスコは、相変わらずの雲一つない青空のもと、暑いんだか寒いんだかよく分からない天気です。これから5日間。仕事を忘れてiOSとOS Xだけに浸る日々が続きます。堪能させていただきますよ。

HMDT JOURNAL Vol.009はWWDC特別号


週刊宣言をしたHMDT JOURNALですが、Vol.008以降ちょっと休止しています。

でも、いよいよ復活!Vol.009は、特別にWWDCの記事を載せるぜ!基調講演の内容を、開発者ならではの視点から解説する。予定。

11日に基調講演があるんで、終わった直後から原稿書き始めて、その日のうちに配信したい。できるんだろうか。

あと、Vol.009から、誌面デザインが刷新されるよ。いままではiBooksのデフォルトテンプレートをつかってたけど、新しくデザインしてもらったぜ。

てなことで、11日、日本時間だと12日、に発売予定ですのでよろしくお願いします。

WWDCの、iOS 6の予想というか願望


大変にご無沙汰をしております。皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

このブログが更新されないときは、本業の仕事が忙しいとき、と解釈してください。現在、弊社の人材の大半を投入したプロジェクトにとりかかりっきりであります。期間は短くてやることは膨大だけど、どうにか回っております。まだ炎上していない。ソフトウェアプロジェクトにおいて大切なのは、正しい設計です。それさえあれば、どうにかなる。

そんなさなかですが、文字通り海外に逃亡して、来週からWWDCに参加します。やー、久しぶり。3年ぶりかな。参加される方々、SFでお会いしましょう。というか、いっしょにご飯食べにいきましょう。いっしょにご飯食べてくる人、募集中です。@mkinoまで。

で、WWDCの発表に対する予想はやるだけむなしいんですが、こんなのが欲しい!っていう願望はあるぜ。ということで、ちょっとそいつを書いてみようかと。あ、でもソフトの話だけね。ハードは知らん。興味ない。

・iCloud 2.0

まずは、iCloud。現状のiOS 5のiCloudがねー、これがどうにもならんのだよ。いや、動くんだよ。確かに、動く。でもこれをアプリにきちんと組み込もうとなると、もー訳が分からん。iOS用のPagesやKeynoteのレベルまで組み込みたいんだけど、いまのAPI低レベルすぎだし、ほんとにちゃんと動いているのか怪しいし、とにかくドキュメントもサンプルも少ないし、もーやだー。

ここで思い出すのがCore Dataなんすよ。Core Dataも最初登場したとき、OS X 10.4だっけ、はとっても使いづらかった。でもその翌年のWWDCで、Core Data 2.0って題したセッションがあって、段々と環境が整ってきた。

iCloudもそんな感じになってほしい。言うなればiCloud 2.0ってことで、仕切り直してほしい。というか最低でも、UIManagedDocumentベースのきちんと動作するサンプルをくれ。

・iCloudベースのオープンダイアログ

iCloud対応のための高レベルAPIで欲しいのが、オープンダイアログ。作成した書類をオープンするもので、ローカルとiCloudの両方を見る事ができて、同期の状況も知らせてくれるやつ。現状だと、これ全部自前で作らなくちゃいけないんで負担がでかい。標準で用意してくれ。Moutain Lionと同じやつでいいから。

・書類ベースのOSへと大きく舵を切る

いままでiOSは、ファイルを意識させないユーザインタフェースをとってきた。そのおかげで、非常にシンプルになっている。でも、もう無理。iOSでやりたいことどんどんふくれあがって、書類の概念がないと、無理。ということで、iOS 6からは書類ベースに大きく舵を切ると予想。

具体的にどうなるかっていうと、漸進的な改善としては、Spotlightだ!Spotlightで検索すると、それぞれのアプリで作った書類を検索できるようになる。それを選択して、アプリを起動できる。つまり、いままではアプリを起動してから書類を選択してたんだけど、これが書類を選択してからアプリを起動する事になる。

要はこれって、Finderじゃん。ということで、iOS用Finderも登場すると予想。別にすべてのファイルを見る訳じゃなくて、それぞれのアプリが作った書類を閲覧できるもの。うーん、欲しいぞ、これ。

・SiriのAPIがサードパーティに解放

現在のSiriは、連絡帳とか電話とかiPodとかSafariとか天気とかと連動している。これに加えて、サードパーティのアプリも連携できるようになると嬉しいな!具体的にどういうのがいいのか、ぜんぜん想像できないけど。サーバの方に手を加えるのは難しいだろうから、まずはローカルデータを活用する形で。

・iBooks Authorのてこ入れ

大々的に発表したけど、後が続かないiBooks Author。アプリ自体のできはいいので、もっとてこ入れしてくれ。とりあえず、Macで読めるようにしてくれ。iBooks for OS Xを出してくれ。iPhoneで読ませるのは、あのフォーマットだと、厳しいかな。

あと、iBookstoreの日本版を早う。やる気ないのか?

・Facebook.frameworkの追加

iOS 5でTwitter.frameworkが来たんだから、当然Facebook.frameworkはあるよね。他にも、Mountain Lionで共有メニューに入ってくるやつはフレームワーク化されるんじゃなかろうか。

もう、おれはFacebookが純正で配布しているSDKは使いたくないんだよ。

・OS XにUI Kitが登場

これはOS Xの話。iOS向けのアプリがこれだけ出てきている昨今。もう、これをOS Xに持ってくるしかないだろう。ということで、移植を超容易にするUI Kit for OS Xが登場する。UI Kitの方がApp Kitよりもよくまとまっているからね。まぁ、Mountain Lionではもう難しいだろうから、その次くらいかな。

 

こんなとこか。基本的には、既存の機能のブラッシュアップだね。まったくの新機能は、予想するだけ無駄だかんね。