カテゴリー : 2011年 11月

名刺が届く


HMDTに新しい人たちがやってきて、そろそろ一ヶ月。早速火を吹いているプロジェクトに投げ込んで、ひーひー言わせてます。

新しい人が入社したらまずこれでしょ、ということで注文していた名刺が届いた。上の写真のやつは、私のだけどね。

うちの会社の名刺、高いんすよ。自慢になんないけど。Googleで検索すると、名刺作成費100枚で350円とかぞろぞろ出てくるけど、うちのやつは2万円強。高い。冗談抜きで100倍いきそうだ。

会社設立したときにデザイナーの人にお願いして、好きに作っていいよ〜って言ったら、ほんとに好きに作りやがった。なんでも、インクが高いらしい。

今回4人分作ったんで、税金も含めて9万円弱。うむ。ま、全員プログラマなんで、100枚使い切るってことはなかなかないだろうから、しばらくは大丈夫だけど。あ、でも引っ越ししたら全部作り直しか。それは結構痛いな。

iOS 5.1 beta登場


iOS 5.1 beta登場。相変わらずのリリース速度だ。いま忙しくて、インストールできないけど。

バッテリー問題がどうなっているかは、ドキュメントに書いてないから、知らん。ただドキュメントには、新規APIが追加されたことは書いている。ディクテーションに関するもの。たぶん、欧米圏だけの対応。

そっちの人たちにとっては、結構インパクトのあるアップデートになるかもしれない。開発の手間が増える、っていう意味でね。

MapFan for iPhone 1.5リリースそして1位獲得


MapFan for iPhone 1.5が先日リリースされた。そして、iPadランキングで1位を獲得してた。

MapFanは、HMDTで開発をやっとります。アプリの著作権情報の画面見ると、HMDTの名前がありまっせ。うちの担当はユーザインタフェース周り。デザインはwebtronさんです。

関わったアプリが1位穫ると、やっぱり嬉しいね。

新語大辞泉 壱が登場


App Storeの方に、「新語大辞泉 壱」が登場!

大辞泉と言えば、小学館さんから出ている、HMDTが開発している辞書アプリ。大辞泉の特徴は、とにかく新しい言葉をどんどん追加している事。いまこのアプリは年に3回のペースでアップデートしているんだけど、その度に2,000語ずつくらい言葉が増えている。それも新語や社会ネタのような、保守的な国語辞典だったら扱わないようなものにも、果敢に挑んでいる。

この新語を読んでいるだけでも面白いんで、じゃあいっそのことこれだけで一つのアプリにしてみようか、ということで作ったのがこの新語大辞泉だ。

たとえばこんな言葉が登録されている。

  • アルカイダ
  • 福島第一原子力発電所
  • 共同購入型クーポンサイト
  • ギャラクシータブ
  • ペットボトル症候群
  • 移動派
  • 非映画デジタルコンテンツ
  • カンブリア爆発
  • 平和橋通り
  • 警泥
  • 終わコン
  • ブラックハットハッカー
  • 医療被爆
  • ウィンブルドン現象
  • 江戸野菜
  • ガラパゴススマートホン
  • カレーパン
  • KY
  • Carl Edward Sagan
  • 積算線量
  • 電子書籍ストア
  • ドーハの悲劇
  • トモダチ作戦
  • 肉弾戦
  • 根尾谷薄墨桜
  • ばち抜け
  • フライバイ
  • プレイステーションヴィータ
  • ベルーガ
  • ボーイズラブ
  • ぽっこり
  • モンケン
  • リーベングイツ(日本鬼子)
  • ワイドパンツ

どうだい。最近出て来た言葉や、なぜいまこのタイミングで?と思わせる言葉まで、いろいろある。これらに対して、ビシッと短く簡潔な言葉で意味を教えてくれる。これが辞書の醍醐味だよね。たとえば「カレーパン」は、

カレーソースを中に入れ、油で揚げたパン。

そう、その通りだ!すでに知っていた知識も、こうやった改めて説明されると感動があるね。

こんな大辞泉の新しい言葉を、iPhoneやiPadの美しいユーザインタフェースで調べる事ができるよ。

そしてさらに!多くの人にこの大辞泉を体験してもらいたいという事で、新語大辞泉は85円で販売中!大辞泉本体は2,000円するから、大特価だ。いままで大辞泉の事が気になっていたけども、値段が高くて躊躇していた方はぜひ試してほしい。

大辞泉は、iPhoneおよびiPadに対応するユニバーサルアプリだ。iPadを持っている人は、正直こっちがお勧めだ。通常のテキスト検索だけでなくて、画像、地図、索引といった様々な表示スタイルがある。触っているだけで楽しい辞書を目指したからね。

地図表示では、建物や都市名といった項目を地図上に配置して見る事が出来る。

索引表示では、たくさんの言葉を宇宙に見立ててその中を漂いながら調べる事ができる。

繰り返しになるけど、こんな大辞泉アプリが85円で使えるんだ。このアプリはHMDTで開発した中でも特にお気に入りなので、ぜひ触ってほしい。

 

 

最近のHMDT


前回の更新から間が空いてしまいました。忙しくなると、すぐ更新は止まっちまいますね。個人としても会社としても情報発信の場はここだけなんで、できるだけ何かを出し続けたいんだけど。止まっているときは、あぁまた忙しいんだなーと察してください。

うちの会社の最近の状態を書くと、10月に2人追加、11月の1日付けでさらに3人が入社。これで新しい体制が整ったんですよ。新しく加わった人たちは、即戦力では全然なくて、iOSプログラミング経験が無い人もいる。Mac使うのが初めての人もいる。当然、研修なりなんなりしないといけない。そのためにHMDTでとった手法は、現役プログラマによるマンツーマン密着指導っすよ。新人の隣に座って、Xcodeを起動させて、ソースコードを口述筆記。おれの言う通りに書け!ということで、写経のように書かせる。合間合間に、Objective-Cの文法やCocoaの考え方を説明する。

そんな感じでやってみた。そしたら、最初の3日でObjective-Cの文法は理解した。Xcodeの使い方や、デバイスへのアプリのインストールや起動も出来た。一週間で、MVCの構造を把握した。NSStringやNSArrayといった基礎的なクラスを覚えた。次の一週間で、UITableViewのデータソースやデリゲートの概念を理解した。UITableViewCellのサブクラスを作れるようになった。次の一週間は、retainやreleaseやautoreleaseといったオブジェクト管理の仕組みを覚えた。UIViewControllerのサブクラスを作れるようになった。

できるじゃん!三週間でなんかできるようになったよ!いまは密着体制を解いて、指示だけ与えればコードを書き進められる。これはやっぱり、Objective-Cがシンプルで単純だからか。Cocoaの仕組みがすぐれているからか。個人的には、パターン本を書いたおかげでアプリのプログラミングスタイルを確立できておいたのが助かった。オートマティックに進められるからね。

ちなみに密着期間中は、自分の仕事はまったくできなくなる。でも仕事は待ってはくれない。そこでやったのが、秘技終電出社。私の通常時の勤務時間は、始発に乗って出社して朝6:00から18:00まで。朝型です。これでは仕事の時間が足りないという事で、さらに出勤時間を早めるべく、終電に乗って出社した。これだと、朝1:00に着いて仕事開始できる。超朝型だ。いや、夜型なのか?これを3日やったらボロボロになったので、さすがに止めましたが。

iCloudその1 NSUbiquitousKeyValueStoreを使う


先日、MSM 2011でiCloudのセッションを行ってきました。参加された方、お疲れ様でした。

iCloudは考慮しなくちゃいけないことがたくさんあって、90分のセッションじゃとても足りねーぜ!および、会場からたくさんの質問があったんだけど、答えられないものがあってすげー悔しい!ということで、この場を借りてそれらをフォローしていくよん。

iCloudのプログラミングスタイルは、大きく分けて2つある。簡単なものと複雑なもの。簡単なものはNSUbiquitousKeyValueStoreを使うもの。複雑なものはUIDocumentを使うもの。まずは、簡単な方から突っ込んでいってみよう。

NSUbiquitousKeyValueStoreは、一言で言ってしまえば、クラウド対応のNSUserDefaults。setObject:forKey:や、objectForKey:といったメソッドを使って、複数デバイスでデータを同期できる。たとえば、クラウドにデータを保存するのはこんな感じ。

// Get KeyValueStore
NSUbiquitousKeyValueStore* store;
store = [NSUbiquitousKeyValueStore defaultStore];

// Set value
[store setObject:@"Steeve" forKey:@"name"];

// Synchronize
BOOL result;
result = [store synchronize];

読み出すのはこうだ。

// Get KeyValueStore
NSUbiquitousKeyValueStore* store;
store = [NSUbiquitousKeyValueStore defaultStore];

// Get value
NSString* name;
name = [store objectForKey:@"name"];

ほら、簡単だ!これだけでクラウド同期できるぜ。

だけどこれをアプリに組み込むとなると、それはそれでいろいろなトピックがあって。と言う話は、次回に続く。

MSM2011開催中


MOSA主催のApple系開発者年に一度のお祭り、MSM2011が昨日から開催中。熱いセッションが繰り広げられております。

昨日の第一日目は、いつもの大谷さんのキーノートセッションのあと、MSMではめずらしくAndroidやWindows Phoneといった非Apple系のセッションが展開。Mac対Windowsという構図はもう完全に過去のものとなり、スマートフォンを中心とした多彩なデバイスが主戦場であるという現状を色濃く表したものになりました。

Windows Phoneのセッションは、マイクロソフトの高橋忍さんが行ったんだけど、個人的にはこれが面白かったっす。これは高橋さんのパーソナリティによるところが強く、従来のマイクロソフトの方のイメージ(固い、融通が利かない、マイクロソフト製品しか触ったことがない)を覆してくれて、数々の自虐ネタ(「完全なアウェイ状態です」「この会場でポケットにiPhoneが入っていないのは僕だけでしょう」)を交えながらのセッションは爆笑でした。

二日目の今日は、私もセッションをやります。お題はiCloud。iCloudプログラミングって、ネット探しても満足なドキュメントもサンプルも出てこないのね。今回のセッションは、四苦八苦してどうにか動かせるようになったiCloudの実践的な話になります。ここまでまとめた話は、まだあんまりないと思いますよ。

現在、絶賛資料作成中。