カテゴリー : Apple

WWDC最終日:一年間のやる気をもらいに


終わったー! WWDC全日程終了しました。参加された方々、お疲れ様でした。

楽しかった? と、訊かれれば、そりゃもう、最高に楽しかったよ! WWDCはさ、新しいMacが発表されるとかどうでもいいんです。参加するだけでいいの。

初めて参加した弊社のスタッフが、「Swiftの新しい文法で表記が短くなっただけで、歓声があがるのがすごく楽しい」って言ってました。そうなんだよね。周りに座っている世界中から集まってきたたくさんの人たちが、自分が毎日一生懸命やっていることに対して同じ気持ちを持っているんです。

Swiftが新しくなったよ! イエー! 関数の名前も全部変えたよ。 ブー! でも自動コンバートしてくれるんだ! イエーイ! ところでXcodeのFix Issueボタンって何もフィックスしてくれないよね。 ハハハハハ!

小さい会社で細々とコードを書いていると、「どうぜプログラマの言うことなんて誰も理解してくれねーよ」とひねた気持ちになっちゃいます。それがWWDCに来ると、「みんな同じ気持ちだったんだ! そんなことに気を病むよりも、もっとぶっとんだ未来に突っ走っていこう!」と無駄に煽られるんです。

私は常々、WWDCには一年間のやる気をもらいに行く、と言っているんですが、今回もたっぷりもらってきました。帰ったらコード書きまくるぞー! テストコードも書くぞー。デザインもやるぞー。本も書くぞー。あとは、SiriKitチェックして、Messagesフレームワークチェックして、tvOSもアップデートして、Accelerateフレームワークのニューラルネットもチェックして、、、とにかく、やりたいことでいっぱいだー!

おまけ。最終日はお約束のカニでした。頭がおかしくなるくらい美味しい。

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PPQ Dungeness Island

WWDC四日目:英語のセッションを聴くということ


WWDCも四日目になりました。疲れてきたー。体は時差ぼけがとれてきて調子いいんだけど、頭の方が。ずーっと座学で勉強している感じだからね。大学一年のときみたいだ。

WWDCのセッションはもちろん全部英語なのですが、唐突ですが、私は英語が苦手です! 自信を持って言えますが、苦手です。エンジニアは英語力がないとやっていけないので、学生のときからコツコツと、社会人になってからもジリジリと勉強し続けていますが、何年やっても苦手なものは苦手です。

それでも苦手なりに少しは上達するもので、仕事に絡むもの、たとえばAppleの技術文書を読むくらいなら、どうにかこなせるようになりました。その代わり日常会話はダメね。新聞や小説も訳わかんねぇ。技術のドキュメントなら読めるのは、典型的な文章に慣れてきたこと、語られていることの背景を理解していること、通常使われない特殊な単語(implementsとかinferenceとか)を覚えてきたこと、が理由として挙げられるでしょう。新聞とかは、その辺りが全然別物なのです。

リーディングならどうにかなるんですが、ヒアリングとなるとこれまた別の話で。WWDCに来てセッション聴いてても、何言っているか全然わかんねー。周りが笑ってても、なんで笑ってるかわかんねー。

まぁ、後ろにKeynoteのスライド出てるから、何についての話かはわかるんですよね。どうせビデオも公開されるし、後で見返せばいいか。そうかそうか、じゃこの場は軽く流してTwitterでもチェックしながら、、、ってとこでハッと気づくんです。私、何しにここに来てるんだー?! 安くない金と貴重な時間をぶっこんでるのに、これじゃモトがとれねぇ。ビデオの見返しなんてやったことないし。

過去に参加したWWDCからこのような教訓を得た私は、今回はセッションを聴く時のスタイルを変えました。まず、メモは取らない。メモを取ると、その間に何言っているかわからなくなるから。後ろのスライドも気にしない。スライド読んでいると、その間に何言っているかわからなくなるから。ひたすらスピーカーの顔を凝視して、その言葉を理解することにすべての集中力を動員するんです。聴け! とにかく聴け! いま、まさにこの場で、理解をするんだ!

それくらいの気合いを入れて聴くと、喋っている言葉がどうにか頭に入ってくるようになりました。面白いもんで、音声として聴くとわからなくても、喋っている人の表情やジェスチャー、周りの雰囲気があるとわかってくるんですね。人が話を聴くときは、ノンバーバルな情報もフル活用しているんだと実感できます。

ただ、喋っていることがわかったとしても、理解できるかはまた別の話で。特に馴染みのない分野だと、これ日本語で聞いても理解できねぇよ、という内容だったりします。あぁー、またわかんなかったよー! と、頭を抱えながら、また次のセッションを求めてさすらうのでした。

おまけ。インド料理を食べました。カレーのビュッフェです。

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Amber India

WWDC三日目:あきらめの悪いApple


WWDC三日目も終わりました。セッション三昧の日々です。SiriKitやMessagesフレームワークなど、基調講演で華々しく打ち上げられた新機能に関するものもありますし、従来の機能を地味にアップグレードした解説もあります。

そうそう、今日弊社のスタッフと話していたのですが、WWDCのセッションは3つくらいのパターンがあるよ、と。まず「Getting Started」。これは、その分野をこれから使おうとする人に向けた、チュートリアル的な内容のセッション。次に「What’s New」。その分野での新機能を紹介するもの。そして「Advanced」。その分野を使い込んでいる人に向けて、上級の使い方を説明するもの。

今回のSwift関連のセッションでいうと、「Getting Started with Swift」がGetting Started系。「What’s New in Swift」「What’s New in Foundation for Swift」がWhat’s New系。そして「Swift API Design Guidelines」「Understanding Swift Performance」なんかがAdvanced系だね。自分がその分野を得意かどうかで、どれを聞きに行くか決めるといいよ、なんてことを話していました。

で、私は興味のあるTestingやらMetalやらのセッションをウロウロしていたんですが、結構アレ? と思うことがありまして。そういった特定のプラットフォームにフォーカスしていないセッションでも、tvOSやwatchOSの話題が出てくるんですよね。たとえばTestingのセッションでは、クラッシュログの収集というテーマで話していたのですが、デモとして使われていたのはtvOSアプリでした。もっともこのデモは、tvOSシミュレータがなかなか立ち上がらなくて失敗してしまいましたが。

他にもセッションの最後に、この技術をサポートするプラットフォームを明示するようになってました。「iOS、macOS、tvOS、watchOS」って感じでね。これが意外に、tvOSをサポートする技術が多いんですね。watchOSはさすがにいろいろな制約があるので、難しいものが多いみたいですが。

初日の基調講演を思い出してみると、確かに4つのプラットフォームでやっていくよ、って宣言してました。でも正直、そんな真面目に受け取っていなかったですよ、私は。今回参加した人たちも、tvOSとwatchOSにはそんなに期待していなかったんじゃないかな。そりゃ、Apple Watchが登場した2014、Apple TVがプラットフォーム化した2015は、興味津々でしたよ。でも市場での盛り上がりがそれほどでもなく、アプリを作ろうと思っても制約が強くて思い通りのものが作れなくて、熱が引いていきました。このままフェードアウトしていくのかなぁ、っていう気分でした。

それがなんか、Appleはやる気満々なんですよ。tvOSもwatchOSも特別なものではなく、4つのプラットフォームを同列のものとして扱っているんですよ。戦略として、これらの平準化を推し進めているという印象を受けます。iOSやmacOSの機能を、積極的にtvOSやwatchOSに移しているんですね。環境を整えることで、アプリの移植をプッシュしようということです。

私は常々思うんですが、Appleって意外とあきらめが悪いんですよ。Apple WatchやApple TVにしても、ヒットしたとは言い難いですよね。Siriだって登場した時はボロクソに言われていました。でもそういった製品や技術を地味にアップグレードし続けて、気がつくと標準になってしまっているんです。プラットフォーマーとしての矜持というか、意地というか。

だからセッションを聴いていると、tvOSではこういう機能にしようか、watchOSではこう展開しようか、って自然に考えちゃいます。こっちに来る前は、そんなこと全然考えていなかったのに。WWDCマジックですね。

おまけ。メキシカンを食べてきました。ロティサリーチキンです。

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green chile kitchen

WWDC二日目:バイバイNEXTSTEP(うわべだけ)


WWDC二日目です。会場をMosconeに移して、セッションやラボが山盛りに開催されています。やっぱり、Mosconeに来るとしっくりきますね。ホーム感があるわぁ。

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セッションは、一回の時間が短くなったんですね。40分くらい。それが一時間おきに組まれます。このくらいの方が、集中力が保たれていいかな。途中で眠くなる前に終わる感じです。

初日は新機能を中心に回ってみましたが、やっぱり気になるのはSwift 3でしょうか。Xcode 8をダウンロードして、試しに手持ちのコードをビルドしたら、出るわ出るわエラーの嵐。Cocoaの関数名や定数名を全部変えてきています。いったいどうなってんねん、とセッションを聞きに行ったら開口一番「Grand Renaming」。そうすか、またすか。

SwiftのAPIデザインガイドラインなるものを制定して、CocoaのAPIをすべてSwiftyにしたとのこと。たしかに今までObjective-Cそのままだったから、新しい名前の方がとても馴染むのは分かるけど、それを本気でぶっこんでくるか。でも、古いソフトウェアをそのままほったらかしにせず、常に手を入れて最新のトレンドに合わせていくのは、とても大切なことです。オーバーホールですな。

そんな流れで、いくつかのクラスから「NS」の接頭子が外れました。NSDataではなくてData、NSCalendarではなくてCalendarになります。NSは、もう知らない人の方が多いでしょうが、NEXTSTEPの意味です。そうか、ついにNSの名前も消えちゃうのか、と思ったらそうではないらしい。新しいDataやCalendarは値型でより軽量にアクセスするための構造体で、背後ではNSDataやNSCalendarが作られています。これらはCopy on Writeになるので、暗黙的なmutationが利用できるようになります。

目に付かなくなったけど、まだまだ背後で活躍するNSのクラス群。ジョブズの遺産は、Swift時代になってもその姿を変えながら、連綿と残り続けます。

おまけ。お昼は飲茶でした。

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Yank Sing

WWDC初日:未来は視えたか?


WWDC初日、KeynoteとState of the Unionが終わりました。

レインボーカラーのAppleフラッグが半旗で掲げられ、フロリダの事件への黙祷が捧げられる中で、Keynoteが開幕しました。ただのテクノロジーカンパニーではなく、ベイエリアおよび西海岸のカルチャーを牽引するAppleの意識が現れた行為でした。

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常々よく言われるのですが、WWDCには革新の年と成熟の年があります。新しい技術をボンボンぶっこんでくる年もあれば、それらを普及/定着させるために開発者を促す年もあります。今年は紛れもなく、後者でしょう。

大きなテーマは、アプリとシステムの統合だと感じています。いままでシステム優先で進めていたものを、アプリへの窓口を作って融合させていこう、というものですね。iMessageへの機能拡張、SiriKitによるSiriへの情報提供、Mapの機能拡張、などがそういった施策です。頑なにSandoboxによるアプリの独立性を訴えていた時期を経て、機能拡張およびNSUserActivityという仕組みを通じてアプリ間連携をさらに深めていくのでしょう。

成熟の年は逆に言えば、新しいものはなんもなかったということです。Google、MicrosoftやFacebookが攻勢を強める、ボットサービス、VRおよびAR、クロスプラットフォーム戦略に関しては、清々しいくらい何もないです。自分の信じた道をただ進み、周りはガン無視です。相変わらずだな、おい。

ただ一つだけ。ボットサービスに対するAppleの答えは、機能拡張によるiMessageの強化だと思っています。Facebookなどが進めるボットサービスの目的は、自称「AI」ソフトウェアによってテキストベースの応答サービスを提供することですが、そんなものはしばらく使い物にならないだろう、とAppleは考えています、きっと。その代わり、チャットサービスのAPIを解放して、人同士のコミュニケーションをリッチにする方がよい、ということだと思います。Siriにしても、音声認識サービスとしては進化させますが、それ以上の「AI」的アプローチは限定的に感じますし。それが現時点でのAppleのメッセージなんだと思っています。

結論としては、とても抑制的な、実現可能な未来を描いたものでした。いまできることをさらに強化することで、ユーザにアピールするのでしょう。物足りないといえば物足りないですが、まぁ、いつもAppleってそんなものですよね。中途半端な未来を提示するよりは、練り上げて出来上がったものをバンと発表すると。みんなの好きな「イノベーティブ」なAppleは、今年はおあずけってことでしょう。

おまけ。今日はシーフードを食べてきました。牡蠣や、生のはまぐりが美味しかったです。

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Anchor & Hope

WWDC 2016:前日レジストレーション


久しぶりのWWDCに参加しに、サンフランシスコにやってきました。8時間のフライトを経て降り立ったカリフォルニアは、相変わらずの雲一つないアホみたいな青空です。

ホテルにチェックインしたら、何はさておきカンファレンスのレジストレーション。今年はレジストとKeynoteはいつものMosconeじゃなくて、Bill Graham Civic Auditoriumでやるとのこと。初めていってきましたよ、シビックセンターの隣にあるんですね。観光地から外れるから、ちょっと違う雰囲気。

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会場前は車を通さない歩行者天国状態になっていて、ステージが用意されていたり。レジストも外でやってました。中の様子は伺えません。

今年のお土産はジャケット。これ、結構質感いいですよ。試着してレジストレーション完了! 背中の16が気合入っているぜ。

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KeynoteおよびState of Unionの展望ですが、アプリ屋としては、とにかくiOS 10とwatch OS 3に期待です。今年はいままで、GoogleやMicrosoftの動きが激しいですよね。チャットを前面に押し出した、会話ベースユーザインタフェースの提案。VRやARがいよいよ開始する期待感。Xamarin買収や、Ubuntu搭載による仁義なきプラットフォーム拡充など。とにかく新しいことやってやろうぜ、という雰囲気が盛り上がっています。Appleもこれに追従するのか、ガン無視して粛々と独自路線を突き進むのか、それとも驚きの隠し玉があるのか、世間の耳目を集めるKeynoteと、実戦略解説であるState of Unionはもうすぐです!

早くもWWDC2012ビデオ公開


早くもWWDC2012のセッションビデオが公開された。

https://developer.apple.com/videos/wwdc/2012/

なんだ、この異常な早さは。やればできるんじゃん。

よーし、見返すぞー!復習だ、復習。私レベルの英語力じゃ、英語のセッションは、正直いっぺん聴いただけじゃ、すべてを理解できません。三回必要だ。一回目は内容の確認、二回目は詳細の調査。で、三回目で完璧。

問題は三回聴き直す時間があるかどうかだけど。iCloudだけでもやっておきたい。

WWDC基調講演終了


基調講演終了したー。結局、朝の6時から並びにいったんだけど、ギリギリでメインの会場に入れた。座席は、後ろから2列目。もう少し遅かったら、入れなかっただろうなー。

近年の基調講演は、Appleが自ら主催できる世界に向けたメッセージを発信できる場、という位置づけ。また、未発表の製品について語るため、どうしてもユーザ目線の紹介になりがち。開発者向けのメッセージは、基調講演の後のキックオフで語られる。そっちが本番なんだよね。

ということで基調講演について語るとどうしても歯切れが悪くなるんだけど、ピックアップすべきトピックを拾っていく。Moutain Lionについては、ほぼ既知の情報のみ。iOS 6では、まずFacebook統合。アカウント管理が統合され、Twitter.frameworkと似た感じのユーザインタフェースが提供される。これはFacebook.frameworkが出てくるってことなんでしょう。

続いて、Passbook。これはiOS 6の新フューチャーってことになる。対応アプリも開発できるので、少し面白いことになりそう。基調講演の情報だけだと、どこまで何ができるのか不明なので、今後のセッションで明らかになるでしょう。

Guided AccessのSingle-App modeは、アプリケーションによっては重要かも。対応すべきものは対応したい。

Mapは、フレームワークが新しくなるみたいだね。新APIが追加されるのか?どこまで制御可能になるか、興味あるね。

ちなみに、基調講演中会場が一番盛り上がったのは、新しいSiriではアプリが起動できる、って発表されたとき。そらそうだ。みんなが興味あるのは、新しいOSになってどれだけ自分のアプリを使いやすくできるのか、ってことだもん。Apple純正のアプリなぞ、自分たちのアプリに絡まない限り、どうだっていいのさ。

WWDCの、iOS 6の予想というか願望


大変にご無沙汰をしております。皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

このブログが更新されないときは、本業の仕事が忙しいとき、と解釈してください。現在、弊社の人材の大半を投入したプロジェクトにとりかかりっきりであります。期間は短くてやることは膨大だけど、どうにか回っております。まだ炎上していない。ソフトウェアプロジェクトにおいて大切なのは、正しい設計です。それさえあれば、どうにかなる。

そんなさなかですが、文字通り海外に逃亡して、来週からWWDCに参加します。やー、久しぶり。3年ぶりかな。参加される方々、SFでお会いしましょう。というか、いっしょにご飯食べにいきましょう。いっしょにご飯食べてくる人、募集中です。@mkinoまで。

で、WWDCの発表に対する予想はやるだけむなしいんですが、こんなのが欲しい!っていう願望はあるぜ。ということで、ちょっとそいつを書いてみようかと。あ、でもソフトの話だけね。ハードは知らん。興味ない。

・iCloud 2.0

まずは、iCloud。現状のiOS 5のiCloudがねー、これがどうにもならんのだよ。いや、動くんだよ。確かに、動く。でもこれをアプリにきちんと組み込もうとなると、もー訳が分からん。iOS用のPagesやKeynoteのレベルまで組み込みたいんだけど、いまのAPI低レベルすぎだし、ほんとにちゃんと動いているのか怪しいし、とにかくドキュメントもサンプルも少ないし、もーやだー。

ここで思い出すのがCore Dataなんすよ。Core Dataも最初登場したとき、OS X 10.4だっけ、はとっても使いづらかった。でもその翌年のWWDCで、Core Data 2.0って題したセッションがあって、段々と環境が整ってきた。

iCloudもそんな感じになってほしい。言うなればiCloud 2.0ってことで、仕切り直してほしい。というか最低でも、UIManagedDocumentベースのきちんと動作するサンプルをくれ。

・iCloudベースのオープンダイアログ

iCloud対応のための高レベルAPIで欲しいのが、オープンダイアログ。作成した書類をオープンするもので、ローカルとiCloudの両方を見る事ができて、同期の状況も知らせてくれるやつ。現状だと、これ全部自前で作らなくちゃいけないんで負担がでかい。標準で用意してくれ。Moutain Lionと同じやつでいいから。

・書類ベースのOSへと大きく舵を切る

いままでiOSは、ファイルを意識させないユーザインタフェースをとってきた。そのおかげで、非常にシンプルになっている。でも、もう無理。iOSでやりたいことどんどんふくれあがって、書類の概念がないと、無理。ということで、iOS 6からは書類ベースに大きく舵を切ると予想。

具体的にどうなるかっていうと、漸進的な改善としては、Spotlightだ!Spotlightで検索すると、それぞれのアプリで作った書類を検索できるようになる。それを選択して、アプリを起動できる。つまり、いままではアプリを起動してから書類を選択してたんだけど、これが書類を選択してからアプリを起動する事になる。

要はこれって、Finderじゃん。ということで、iOS用Finderも登場すると予想。別にすべてのファイルを見る訳じゃなくて、それぞれのアプリが作った書類を閲覧できるもの。うーん、欲しいぞ、これ。

・SiriのAPIがサードパーティに解放

現在のSiriは、連絡帳とか電話とかiPodとかSafariとか天気とかと連動している。これに加えて、サードパーティのアプリも連携できるようになると嬉しいな!具体的にどういうのがいいのか、ぜんぜん想像できないけど。サーバの方に手を加えるのは難しいだろうから、まずはローカルデータを活用する形で。

・iBooks Authorのてこ入れ

大々的に発表したけど、後が続かないiBooks Author。アプリ自体のできはいいので、もっとてこ入れしてくれ。とりあえず、Macで読めるようにしてくれ。iBooks for OS Xを出してくれ。iPhoneで読ませるのは、あのフォーマットだと、厳しいかな。

あと、iBookstoreの日本版を早う。やる気ないのか?

・Facebook.frameworkの追加

iOS 5でTwitter.frameworkが来たんだから、当然Facebook.frameworkはあるよね。他にも、Mountain Lionで共有メニューに入ってくるやつはフレームワーク化されるんじゃなかろうか。

もう、おれはFacebookが純正で配布しているSDKは使いたくないんだよ。

・OS XにUI Kitが登場

これはOS Xの話。iOS向けのアプリがこれだけ出てきている昨今。もう、これをOS Xに持ってくるしかないだろう。ということで、移植を超容易にするUI Kit for OS Xが登場する。UI Kitの方がApp Kitよりもよくまとまっているからね。まぁ、Mountain Lionではもう難しいだろうから、その次くらいかな。

 

こんなとこか。基本的には、既存の機能のブラッシュアップだね。まったくの新機能は、予想するだけ無駄だかんね。

WWDC 2012


WWDC 2012チケット予約開始!買ったぜ!

今年は行くぞ!3年振りだ。

HMDTからは、私含めて3人で行く予定。仕事として行くという扱いなので、もちろん全額会社持ちでございます。

iOS 6とMountain Lionで、頭のはち切れそうな一週間になるでしょう。