HMDT - Logic and Intuition -

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HMDT Journal

December, 2006

Dec 31

大晦日。でもそれとは関係なく、Cocoa 1001をの更新。

NSScrollViewで、左上固定にする方法の話。

Dec 29

何度かお問い合わせいただいている、HMDT本2nd Edition。「本屋に置いていない」とか「注文しても届かない」とか言われていたので、出版社に問い合わせたところ、「在庫は完売。増刷の予定無し」との返事をいただきました。ということで、めでたく絶版となりました。手に入れようとしていた方は、申し訳ないですが、ご了承ください。

出版の状況ってよくわからんのですが、マイナーな技術書の運命ってのは、だいたいこんなところのようです。初版が売れたらおしまい。興味のある本を見かけたら、即座に手に入れる事をおすすめします。

Dec 26

DashboardウィジェットのWYSIWYG開発環境、Dashcodeのベータ版が公開。Tigerでも動作する。

Leopardの機能の一つとして上げられていたDashcodeが、いきなりTiger上で動作する版が公開された。このベータは、来年の1月15日まで機能するらしい。MacWorldの直前だね。

察するに、MacWorldでDashcodeかDashboardに関する何らかの動きがある、と。DashcodeがこのままTigerでもサポートされるのか、Leopardのみになるのかは微妙。

追記:

ベータの期限は7月15日でした。すんません。コメントありがとう。ずいぶん長いベータ期間だな。

Dec 19

MacRumors.comで、Leopardの最新ビルドでZFSをサポートしたという噂。噂というか、ビルドを落としてきて確かめればいいんだな。

ZFSは、Sunが開発した技術。Xcode 3.0といっしょに登場するXrayも、SunのDTraceをベースにしたものなんで、最近仲いいのかね?Solarisのオープンにした技術をMac OS Xに移植すると、Appleとしては嬉しいだろうけど、Sunとしてはどうなんだろう。

Dec 15

トーフサロンきりかノートで、Objective-C 2.0のプロパティについて盛り上がっているので、乗っかってみる。

発端は、「Does Objective-C Really Need Properties?」。挑発的なタイトルだけど、よく読んでみると、プロパティの発想自体はいいんだけど、アクセスするときのobject.propertyっていう文法はどうなのよ?という内容。Cの構造体アクセスとごっちゃになっちゃうし、Smalltalkライクな文法から外れてしまう。あと、簡単な文法のくせに、裏ではたくさんのサイドエフェクトがある。

一応フォローしておくと、プロパティについて「valueForKey:とsetValue:forKey:を置き換えるものである」という理解だと、それは半分しか正しくない。呼び出す側からすると、確かに置き換えになっている。でも、呼び出されるオブジェクト側から見ると、プロパティにはアトリビュートがある。

プロパティってのは、

@property(ivar) NSString* name;

って感じで書くんだけど、(ivar)ってのがアトリビュート。他にも、readonlyやbycopyやweakとかがある。で、コンパイラがそれに合わせたアクセッサを作ってくれる。weakは、ガベッジコレクションで使われる。だから、単純なシュガーシンタックスではないよね。

で、元の記事では、object.propertyの代わりに、[object property]はどうだ?と言っているけど、それはどうか。'.'を使う場合は、前にくるのが構造体ならフィールドアクセス、オブジェクトならプロパティアクセスと分かるけど、'[]'を使うと、メソッド呼び出しなのかプロパティアクセスなのか、訳分からん。

プロパティという文法を導入する利点は、考えるに、他の言語から移行してくる人の感情的な障壁を取り除くことかと。C++やJavaやRubyやPythonを使っている人にObjective-Cを紹介するとき、'.'が使えるとなると惹き付けやすいよね。Smalltalkの人は、すまん、ごめん。

あと、最近のCocoa系フレームワークは、KVCを使うものが多い。CocoaバインディングやCore Dataはもちろん、Core ImageやCore Animationもバリバリ使っている。Core Imageプログラミングしていると、プロパティがあったら便利だろうなー、と思う。

個人的には、正直言って、プログラミング言語自体は興味の中心ではない。興味があるのはフレームワークであり、それを使ってどんなアプリケーションが作れるか。だから、フレームワークが発展して、それを使うのに便利な文法があれば、歓迎する。ルーツがどうとか、思想がこう、とかよりも、どんなデスクトップアプリケーションが作れて、素早くユーザに提供できるか、だな。

Dec 14

昨日は、サーバ落ちていました。ご迷惑かけてたらごめんなさい。

アップルが、Leopard Tech Talksを開催すると発表。開発者向けに、アップルがLeopardの情報を解説するというもの。

内容は、おそらく、WWDC + アルファのものになるのではないかと予想。ただ日本語でやってくれるだろうから、そこが嬉しいところか。WWDCに行かなかった方や、その内容を日本語で確認したい方、またはアップルの社員の方をつかまえてLeopardの最新情報はどうなっているんだと問いただしたい方、などにおすすめ。私も行きます。

開催は、東京が1/17、1/25、2/8、2/15。大阪が1/31。申し込みにはADCに登録しておく事が必要。

Dec 13

シイラがひっそりとアップデート。2.0b2が登場。

2.0は、鋭意開発中ですが、あれもつけたい、これもつけたい、とやっているうちに、仕様がドカドカとでかくなってきて、やってもやっても終わらんです。でも、コツコツと続けていきます。

Dec 12

Wiiリモコン買ってきた!早速DarwiinRemoteをダウンロードしてテスト。おぉ、ちゃんと動いた。面白ぇー。モーションセンサーは、加速度だけなのね、これ。ジェスチャーは簡単そうだが、ポインティングは難しいよな。

もちろん、Wii本体は無いし。

いま日本で、というかおそらく世界で、最もディープな(偏った?)Cocoa使いが集まっているCocoa勉強会。あちこちで大好評な会誌の新刊、Cocoa Life Vol. 3が登場!

発売日は12/31。大晦日じゃん。値段は800円。内容は、相変わらずここでしか得られない情報の宝庫です。

Coocaのプログラミング解説って、本という形態で発売されるものは、ある程度落ちつていてきている。でも、最新のテクノロジーは常に進んでいるので、フォローし続けなくてはいけない。そういうときに、同人誌というスタイルは、非常に有効なんじゃないかと思います。

ということで、一般の書籍では取り上げるのが難しいけど、実際にアプリケーションを開発するときに重宝する情報がたくさん詰まっているCocoa Life。興味がある方は、ぜひお買い上げを。

Dec 7

Wiiリモコンの動作をMacでキャプチャする、DarwiinRemoteが登場。

おぉ、これは楽しそうだ。これはやりたい。でも、Wiiは買いたくないなー。リモコンだけ買えばいいのか。リモコンだけって売ってるんだっけ?

Dec 5

Cocoaセミナーの影響か、最近HMDT本2nd Editionに関する問い合わせが多い。ということで、紹介ページを用意した。前のページは見失ってしまったので、新しく作った。

問い合わせで多いのはサンプルに関するもの。まず、サンプルソースコードの在処は、本の前書きに載っている。http://www.bnn.co.jp/download/osx_programing/sampleSourceXcode.dmgになる。こっちのサイトの紹介ページにも置いておいた。あと、ビルドするとエラーが出るというもの。これは、本を書いたときはXcodeのバージョンが1.0だったんだけど、Xcode 2.0になってプロジェクトの形式が変わったため。かつ、Appleが用意したプロジェクトのコンバータが間抜けなため、読み込みに失敗するため。ということで、Xcode 2.0用にビルドし直したものも用意しておいたんで、Tiger + Xcode 2.0を使っている方は、こちらがおすすめ。

あと、店頭に在庫が無い、という問い合わせも多い。これはこちらに訊かれてもちょっと困るんだけど、とりあえず絶版ではない。出版社に在庫はあるので、注文すれば、必ず届きます。なかなか増刷してくれねーの。

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